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LINEを既読スルーしてしまう原因や心理と対処法

LINEには自分が送ったメッセージを相手が読んだかどうかがわかる「既読機能」というものがあります。

そして相手が自分の送ったメッセージを読んでいるのに、返事が返ってこないという状態を「既読スルー」や「既読無視」と言います。
「既読スルー」や「既読無視」という言葉を聞くとちょっとネガティブなイメージが湧きますね。

元々、この既読機能は東日本大震災をきっかけに、LINEが災害時にすぐに返信ができない状態でも「既読マーク」がついたことによって相手の安否確認ができるように!という目的のために付けられた機能のようです。
非常にありがたい機能ですね!

でも災害時以外では「なんで返信が来ないの?」「既読がついてるのになんで無視するの?」などと返信がこないことによってイライラしたり、不安を感じたり、ストレスが溜まったりしていませんか?

今回はそんな「既読スルー」が起きる原因や心理、対処法について書いてみました。

既読スルーの定義とは?

メッセージを送ってどのくらいの時間、返信がなかったら「既読スルー」というのか?という明確な既読スルーの定義はありません。
相手との関係性や、メッセージの内容によっても違いますし、本人の気質や返信を待っている状況によっても変わりますよね。

送り手が感じたことが全てなので、「人によって違います」としか言えませんが、LINEの場合、30分から6時間返信がないと「既読スルー」と感じる人が多いようです。
また多くの人が1日以上返信がない場合には「既読スルー」とみています。

既読スルーはなぜ起きる?

「既読スルー」はなぜ、どのような時に起きるのでしょうか?

忙しくて返信する時間がなかった

仕事やプライベートな用事の最中で、返信する時間が取れないような時もあります。
仕事での接客中や重要な会議時間など、どうしてもタイムリーには返信できないこともあります。
返信をするという行為自体の優先順位が低いという人もいますね。

そんなに忙しくなくても、その時に一緒にいる人がいたりして返信作業ができないということもあります。
特に上司や気難しい相手と一緒の時には、スマホをいじることすら難しいですね。

なんと返信すれば良いかわからない、困る内容

これにはメッセージの内容が単純な時と、複雑な問題の時のケースがあります。

単純な内容のケースは、例えば「今、〇〇して疲れたから休憩します」とか「今から〇〇に行きます」といった生活の場面報告や中身のない内容、相手にとって全く関係のない内容などは「そうなんだ~」としか返事のしようがないので、ついついスルーしてしまいますね。

複雑な問題のケースとは、例えばドロドロとした恋愛関係のもつれとか、深刻な対人関係の状況など長い文章などが送られてきた時などのケースです。
ヘタな返信をして相手を怒らせたり、間違ったことを言ってしまったりしないように真剣に考えなかなか返信が送れないのかもしれません。

深刻な話題や愚痴、相談などには早いリターンは難しいものです。
言葉選びを間違えてしまうと、問題をさらに悪化させてしまうことも考えられるので慎重にならざるを得ませんよね。

後で返信しようとして忘れてしまった

「メッセージは確認したけど、返信は後でしよう」と思っていてそのまま忘れてしまうというケースですね。

皆さんも経験があるのではないでしょうか?「ひと言、ふた言の返信ではまずいな、後でしっかりと返信しよう」と思っていて後回しにして忘れてしまうケースや、「簡単な返信で済むけど、今はちょっと無理。後で!」となり、でも大した内容でもないので、そのまま忘れてしまうケースなど。

また「返信した気になってしまっていた」というケースもありますよね。
メッセージがたくさんくる人だと、こういった返信を忘れてしまうケースも多いようです。

返信しなくても良い、会話が終わっていると思った

メッセージに対する感じ方は、人それぞれです。

自分的にはまだ相手の返事や意見が聞きたいと思っていても、相手はもうその話題は「終わった」と感じてしまうということはありますよね。
特に変わり映えのしない日常会話だったり、日々同じような内容の報告だったりといったメッセージには「返信しなくていいかな?」「もうこの会話終わってるよね?」となりがちです。

「ではまた今度」とか「おやすみ」と言った締めの言葉がなくても、会話が終わったと判断することは普通にあるでしょう。

ケンカしたり、無視したい、返信したくないと思っている時

単純に相手とケンカした時などは「既読スルー」されやすいでしょう。わざとですね。
また何かのきっかけで自分では気づかないうちに、相手を怒らせてしまい「既読スルー」となっているかもしれません。
そんなこともありますよね。あるある。

またこちらが原因ではなくても、単純に相手が不機嫌だったり、相手の環境・状況でなにか嫌なことがあり、メッセージに対して返信する意欲がないケースもあります。

しっかりと考えてから返信したかった

悩み事の相談や深刻な内容のメッセージなどに対しては、しっかりと考えてから返信しようと思うでしょう。

その為、返信内容について考えすぎてしまい時間が経ってしまったり、そのことについて考える時間がなかなか取れなかったりして結果として「既読スルー」となってしまうケースがあります。

返信するよりも直接会って伝えたほうが良いと思った

返信するべき内容が重い問題だったり、返信がとても長文になりそうだったり、言葉のチョイスが難しかったりする場合に、直接会って話したほうがいいかなと判断した結果、「既読スルー」になるケースもあります。

その他

単純にメッセージのやり取りが嫌いな人もいます。会話のキャッチボールが苦手だという人も。
また電波環境が良くない場所にいるケースや、スマホが壊れた、無くしたという状況もあるでしょう。

既読スルーの対処法とは?

「既読スルー」についての原因や心理についてみてみました。

どんな原因や理由があるにしても「既読スルー」されてしまうと不安になったり、イライラしたりしてしまいますよね。
それではこのような「既読スルー」に対する対処法について考えてみましょう。

相手には相手の事情があるので、あまり深く思い詰めないこと

自分はメッセージを送って返信を待っていますが、相手にとってはそんなことは関係のないことです。

相手は相手の時間軸で生活しています。
相手の生活ルーティーンの中でいろんな活動をしていて、その中で突然、あなたからのメッセージが送られてきたのです。

仕事中かもしれませんし、大切な商談中かもしれません。
プライベートで久しぶりに会った友人と遊んでいる最中かもしれません。
もしかしたら可愛がっていたペットが事故に遭って、病院に連れて行っている最中かもしれません。
あなたにはわからない状況があるのです。

「なかなか返信がないな~」と思っても相手には相手の事情がある、タイミングがあると割り切って必要以上に不安を抱えないに越したことはありません。
また普段から相手の返信に対する性格やタイミングなどを確認しておくといいですね。

メッセージの内容を見直す

いろんな人にメッセージを送るけど誰からもほとんど返信がないという場合は、メッセージの内容を見直したほうが良いかもしれません。

独りよがりの、なんと言って返事をしたら良いかわからない文章になっていませんか?
長い文章で、相手に内容が伝わりにくくなっていませんか?他愛のない会話すぎて返事がしづらいメッセージではないですか?
内容が深く深刻すぎて、すぐに返事をできるような内容ではないのではありませんか?

などなど、相手から返信がないとモヤモヤするのではなく、自分の送るメッセージについて見直したり、考えたりすることも必要なのかもしれませんね。

「既読スルー」された時に注意したいこと

「既読スルー」した相手に向かって「なんで返信してくれないの?」「なんで無視するの?」と問い詰めるのはやめましょう。
「既読スルー」に対する対処法でも触れましたが、相手には相手の事情がありますし、メッセージに対する向き合い方や考え方もあります。

なんで返信してくれないの?と問い詰めない

「既読スルー」した相手はあなたと全く同じ考え方ではないですし、あなたの望む行動をしなくてはいけないという義理もありません。
「なんですぐに返信してくれないの?」「無視するなんてヒドイ!」というのは、あなたの価値観を一方的に押し付けてしまうことなのです。
相手の事情を汲み取り、あなたの事情も噛み砕いて再度メッセージを送るほうが良いでしょう。

忙しい人に返信を急がせない

多忙な人に送ったメッセージは「既読スルー」になりがちです。だってとにかく忙しいんです。急かすことなく返信を待ちましょう。
メッセージの内容にもよりますが、これ以上待てないといった場合には再度、メッセージを送ることになりますが、内容は要点をまとめ簡潔になっているか精査して送りましょう。

まとめ

「既読スルー」「既読無視」についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?メッセージのやり取りは相手があることですので、どうしても自分の思い通りにはいきません。

どうしても「既読スルー」されてしまうと不安になってしまいますが、対処法でも述べたようにあまり気にしないほうが良いでしょう。
「なんで返信くれないの?」「何か変なこと言った?」「怒らせちゃった?」とアレコレ気を揉むより「忙しいのかな~?」くらいで気長に待つのが「吉」です。

相手の事情はこちらからはわかりません。単純に忘れていただけ…とか、スマホが壊れて修理中だとか…かもしれませんしね!楽しくLINEを使っていきましょう!

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